映画・テレビ

2008年10月 3日 (金)

好き友よ・・・!

 映画の醍醐味を味わった「おくりびと」(滝田洋二郎監督)の余韻に浸って愚図愚図と過ごしちゃいました。反省! 世の中は麻生政権の誕生で経済が好転すのでしょうか、そうは問屋が卸さないのでは・・・。

 払暁、「上田耕一さん」の夢をみました。と申しても、私の個人的な事柄過ぎて皆様にはピンとこないでしょうが、今年公開された映画「チーム・バチスターの栄光」(中村義洋監督)に出演していた俳優です。

 地味な役者さんですが中原俊監督の「12人の優しい日本人」や故・伊丹十三監督の「マルサの女」など、話題作で印象深い履歴があります。テレビでも活躍しているので「あぁ、あの人」と、思いあたる方も少なくないのではないかと存じます。

 ひとのことは言えませんが大変不器用な「俳優さん」でして、ひとつの役をいただきますと悪戦苦闘しながら役造りをしています。その苦しみ様は、傍から見ていると、これほど長く役者稼業が続くとはとても思えなかった。

 実は、彼とは二十歳のころ劇団で同じ釜の飯を食って以来ウン十年の付き合いで、「耕ちゃん」「オサムちゃん」と呼びあう親友なんですよ。ここ2年近く直接会ってはいませんが、そんな関係も素敵ですよ。

 もっとも、今はインターネットの検索とやらで、相手の動きとか近況がわかりますからね。そのうち、仕事場で会う機会ができるだろう、ぐらいに考えて今日に至っている次第です。

 それにしても、「耕ちゃん」が夢に出てくるとは?彼は今秋公開の新藤兼人監督の作品や来春公開予定の映画にも出演します。それに較べて・・・自分に焦りがあるんですね。夢の潜在意識なんでしょう、きっと。

 最後までお読みいただき有難うございました。

   *所属事務所・俳協HP URLhttp://haikyo.or.jp
     暮林修の公式ブログ↓ 
          URLhttp://syu-90884.blogspot.com

              

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2008年5月21日 (水)

人生、何が起こるか?

 日本がGWの真っ只中、東西の高速道路は満員御礼で、道路族も行楽客もウハウハの日めくり中・・・・。同じアジアのミャンマーに大型のサイクロンが襲って、死者2万数千人という大災害を引き起こした。

 これが5月2~3日にかけての出来事だったが、その10日後の5月12日、今度はお隣中国で四川大地震、死者5万に迫る未曾有の大被害をもたらした。

 連続するこの大きな天災、地球が何かおかしいぞ!
 地震と台風の国、日本の住人としては、まったく「人生なにが起こるかわからない」の心境、ガソリン再値上げの悩みなど小せえ、小せえ。

 四川の悲劇と関連はないけれど、この時期、日本では中国人監督の映画「靖国 YASUKUNI」が、上映中止騒ぎで話題を集めたが、5月3日から東京・渋谷の「シネ・アミューズ」で公開が始まった。(同館は9日まで)

 リ・イン監督のこのドキュメンタリー映画は、映画というものが常にそうであるように、観客の賛否両論を湧き立たせている。だが、これは監督が主体的に撮る「映画」の宿命なのだ。

 むしろ、映画の上映を妨げる行為は、観客の判断の機会を奪うことに他ならない。それにしてもリ・イン監督、上映できた喜びもつかの間、四川大地震の惨事には心痛む毎日のはず。

 私も、映画の賛否は賛否として、ミャンマー、中国の両被災地の一日も早い復興を願い、祈らずにはいられません。

 

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2008年3月10日 (月)

映画界はどこへ行く?

 前回、シネコン(複合型映画館)のことにふれましたけど、ここ数年で雨後の竹の子のように増えて、映画館形成の主流とみなされていたのですが、観客数が横ばいですでに飽和状態にあるようです。

 私の住む東京の郊外でも、2年前に家から徒歩15分ぐらいのところにシネコンができて、映画好きにはたまらない利点を感じていたのです。ところが、映画を観に行くとお客さんが10~20人位しか入っていない。ウィークディを選んで観るのですが、これでは例え土、日に万杯になっても採算は?ではないか。

 なまじ多少関係を持っているだけに、いらぬ心配をしてしまう。いずれにしても、シネコンはすでに改変の局面を迎えているようです。現実に自然淘汰の方向にあるようですね。

 そこで、ミニシアターの存在がいよいよ気になります。興行に乗り難いが優れた作品を上映するミニシアターに、何とかお客さんを集めたい。若い監督がどんどん輩出している現状ですから、ミニシアター規模の上映館はもっと増えて欲しい。

 いったい映画界はどの方向へ行くのか。暫くはゴッタ煮のような形体で進みそうです。あるいは、それで良いのかもしれません。

 ところで、3月10日は東京大空襲があった日ですね。今夜、TBSテレビ系列で「東京大空襲/語られなかった33枚の真実」という番組が放映されます。戦争を知らない子供たちが大半を占める現在だけに、この63年前の日本の悲劇をぜひ観て欲しいですね。

 山田洋次監督の映画「母べい」をご覧の方なら、またひとつ日本という国の在り様を知るチャンスですよ、きっと。

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2008年2月27日 (水)

それでも映画をつくる!

 最近の映画館の形体は、シネマコンプレックス(複合型映画館、通称=シネコン)が主流になっている。商業施設の中に複数のステージ(劇場)が集合しているというやつ。

 こうした形は、繁華街の内では建設が難しく、多くは立地条件がいい郊外に進出している。そうしたことから、交通の便に難は残すものの、色々な映画が一箇所で観られるという利点がある。

 一方、単一型の映画館やミニシアターは、採算面では厳しいものがあるが館主の情熱に支えられて、全国各地に健在している。特にミニシアター系の映画館は、根強い愛好家と、メジャー、マイナーの別なく良質な作品を取り上げて人気を維持している。

 映画好きのみなさんは、都市の街なかに在るこうしたミニシアターを選んで、足を運ぶことが多いだろう。しかし、映画人口という点では、若い観客層が激減している。これは、映画館の形体に限らない現象で、劇場型映画の方向性は非常に流動的といえよう。

 ところでいま、「ロス疑惑」の三浦和義元被告が米当局に殺害容疑で拘束されたニュースを、マスコミが連日報じている。日本の司法では無罪であった事件だが・・・。自国でも疑念は晴れていない。

 このたびの米当局の逮捕が今月22日午後のこと。何故この時期にとの疑問が湧いた。10日ほど前の今月11日未明、沖縄で米海兵隊員が女子中学生に乱暴の容疑で逮捕されている。

 沖縄では反米運動がにわかに活発化、連動して国民の世論も米国不信へと大きく傾き始めていた。そこに、ロス疑惑の1件、沖縄の事件がマスメディアから消えてしまった。???

 *当ブログへのご訪問、ありがとうございました。 

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2008年1月31日 (木)

光陰矢の如し

 歳を重ねる毎に一日が短くなるような気がします。2008年を迎えたと思ったら早ひと月が経ちました。年始のあれこれに追いまくられて、仕事のほうはまったくはかどりませんでしたね。何をして、何を残せたのかなぁと1月を振り返ると・・・・。考えるだけ頭痛の種です。

 去る1月15日、私も末席を汚している日本新劇俳優協会の創立50周年を祝う会が、新宿区四谷の某所で開かれました。「新劇」という言葉はすでに死語、なんでしょうかね。若い方はあまり知りませんです。

 まぁ、ともかく「新劇」という言葉も、これを名乗る劇団も現存している訳です。その舞台関係者(俳優、演出家、照明、美術等々)で結成されてる団体なのです。劇団や俳優(映画・テレビで著名な人も多いので)名をあげれば皆様方にも通じ易いとは思いますが、ここでは割愛させていただきます。

 さて、当日は200名を超える参加があって、みんな同業といえば当然ですが、同志的な雰囲気が濃く、気さくで温かい催しになりました。会長の小沢昭一さんの人柄に負うところも大きかったですね。例の飄々とした物言いで「昔から新劇はお金がありませんから(創立記念の祝事も)ささやかにやりましょう」などと、笑わせてました。会場には渡辺美佐子さん、市原悦子さんらの顔もあり、和やかに盛り上がりました。

 ちなみに、小沢さんは去年逝去された北村和夫さんの後を継いで会長職に就きました。また、初代の東山千栄子さんを筆頭に杉村春子さんらが歴代に名を連ねております。

 私としても、現場で久しくお会いできなかった俳優さんらと何年ぶりかで再会したり、平素世話になっているスタッフとも会えて・・・・・やる気が出てきました。

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2008年1月21日 (月)

あんた(自衛隊員)はかわいそう

 海上自衛隊がインド洋における給油活動を再開する。国際貢献という大義名分で、憲法の「みなし否決」の規定もおかしいけど、参院では否決された「新テロ対策特別措置法案」が、1月11日に衆院で再可決された。

 異常だった越年の延長国会で採択された訳だが、60~70年代の安保闘争のような大騒動にはならず、なんとなく一般国民は埒外に置かれ、静かに、すんなりと決まってしまったような気がする。

 アラブ諸国はこの日本の取り決めをどう見るのだろうか。日本に対しては中立国として好意的だったとも聞く。

 いずれにしても、産油国でもない日本が行う国際貢献の行為としては、何か不自然ではないか。戦争に加担とまでは言わないが、貧困や環境問題など、日本ならではの貢献策はいくらでもあると思う。

 折りしも、映画の山田洋次監督が、日本の戦時中を描いた「母(かあ)べい」を、1月26日封切で公開する。広島の原爆被災をライフワークにしている吉永小百合さのが主演するのも話題だ。

 戦後60年を経て、あの戦争の体験者がどんどん少なくなっている。そして、あの悲惨を舐めた人間なら、自衛隊の給油活動にとても賛成する気は起こらないだろう。

 平和ボケといわれる日本人。それだけに山田監督の映画「母べい」は是非観たいと思っている。そして、知人にも観て欲しいし、特に若い人たちに鑑賞を勧めている。

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2007年12月27日 (木)

映画館の暗闇で

映画は一人で観るのが好きです。

あまり混んでいない、100~200位の客席がある小規模な映画館で、ゆったりと自分の世界に浸る快感!

黒澤明監督の「生きる」や小津安二郎監督の「東京物語」、エリア・カザン監督の「エデンの東」などは、正直、私の人生を変えるほどの影響を受けたものです。あッ!これで年代がバレましたね。

でも、いま現役で活躍している監督の作品も好きなものはあります。

黒澤作品「椿三十郎」のリメークを上映中の森田芳光監督の作品や山崎貴監督の「三丁目の夕日」などです。

映画は観る人それぞれに好みの作品というのがありますよね。そして、好みが似ている人たちは、お互い何かと波長が合うのではないでしょうか。

そういえば、山田洋次監督の「寅さん」シリーズも私、大好きでした。

映画って、理屈抜きに、感性で観られるから楽しいんでしょうね。生い立ちなど自分のバックボーンを自覚したり、再認識させられます。

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